成人年齢を現行の20歳から18歳に引き下げる民法改正案と関連法案が29日の衆院
本会議で可決され、2022年4月の施行をめざすことになりました。

既に18歳以上に引き下げられた選挙権年齢と合わせて若者の積極的な社会参画を
促す狙いとのことで、クレジットカードを作ったり、ローンなどの契約を結んだ
りできるようになります。

あわせて女性が結婚できる年齢を16歳から18歳に引き上げて男女ともに18歳にす
るなど、22本の法律で「20歳未満」・「未成年者」などの年齢要件を改められま
すが、健康被害やギャンブル依存症への懸念から、飲酒や喫煙、競馬や競輪など
は現在の20歳の基準のまま変えないとのことです(残念と思っている方もいるか
と思いますが・・・)。

成人年齢が引き下げされることで、例えば「未成年者が親の同意なく契約した場
合、原則取り消すことができる」規定は『18歳未満の者が行った契約は・・・』
ということになります。

今後の少子高齢化に向けて、より若い方から「お金を使ってもらう」などの経済
的社会参加をさせたい側面が強いのかな、と思うところもありますね。
実際、政府は関係省庁会議で若年者の消費者被害対策を議論していますから。

一方で、高校を卒業されて社会人になって自立している方からすれば「社会に出
ているのに契約などの法的手続きが自分でできないのは不満」と思われる方も多
いと思いますので、実態にあったかたちになるものと考えます。

個人的に「飲酒や喫煙など体に良くないことも下げるとすれば、いかがなものか」
と不安視していましたが、その点の変更がないのは良しでしょう。
ただ、パチンコは18歳でOKで競馬・競輪は20歳からというのは「なぜ?」と思
いますが、『大人の事情』があるのでしょうか!?

しっかりと自分の考えを話す学生さんや彼らと同じ世代のスポーツ選手・社会人
の方が目立つ中で、年齢的・社会的にいい歳した大人が若い方たちの模範になっ
ていない事件がこのところ多すぎるので、これから襟を正す機会になれば良いな
と考えます。